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販売のプロは運用のプロではない。

先日、江崎グリコの創業者の孫の女性が十分な説明もなく

 

保有していた同社株を大量に売却され損害を受けたとして

 

証券会社を相手取り、約4億2千万円の賠償を求める訴訟を

 

起こしたと言うニュースを見ました。

 

訴えたのは兵庫県西宮市在住の70歳代の女性だそうです。

 

保有していた株式は44万7千株で総額約26億円相当だそうです。

 

証券会社の担当者は相続税対策などとして株を売って

 

外国債券や投資信託に乗り換えるよう勧誘。

 

約8カ月の間に保有株の87%にあたる38万9千株を

 

担当者が売却し、投信などを購入したそうです。

 

金額からすると証券会社側はかなりの手数料収入が

 

あったと思います。

 

親族が売買に気付いて解約・売却したそうですが

 

約4億2千万円の損失が発生したとのこと。

 

証券会社の収入源はこの手数料であり

 

この手数料がないと証券会社はやっていけません。

 

なので、出来るだけたくさん、売ったり買ったりして欲しい

 

と言う感情がどうしても働きます。

 

私の身近なところでも、銀行担当者や証券会社の人から

 

売買のタイミングについてアドバイスをされた話を

 

聞くことがあります。

 

このアドバイスをしてくる人は確実にノルマが課せられています。

 

その手数料収入に生活がかかっている人達です。

 

売ったり買ったりの取引を仲介してくれる人達は

 

販売のプロであり、運用のプロではありません。

 

販売のプロのアドバイスは、やはり聞かないことです。

 

いいように儲けられてしまいます。

 

「今、売った方がいい」、「今が買だ」のアドバイスを

 

してくる人の話しは聞かないことです。

 

こうゆう人…結構いますので…

 

「この地球からお金の不安を消し去る為に今日も毎秒、全力で!!」

 

「みんなお金持ちになりますように」